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マイクロソフト業界別の記事

展示会の模様

 

2020 年 9 月 9 日から 10 日にかけて、防衛省陸上自衛隊 富士研究会同 (展示会) へ参加させていただきましたので、その模様をご報告いたします。

2 日間で 400 名以上の自衛官にお立ち寄りいただき、多くの方にマイクロソフトのソリューションに関心を持っていただくことができたと感じております。

今後も自衛官の皆様にご活用いただけるテクノロジーをご紹介してまいります。

 

「戦い方の創造:最終局面において戦勝を獲得する戦い方」

戦い方の創造: 最終局面において戦勝を獲得する戦い方をテーマとし、以下のような内容で出展いたしました。

ご興味のある方はぜひ弊社担当営業までお問い合わせください。

 

AI / IoT ソリューション: Cognitive Services を主としたデモを実施

 

– 戦車判別デモ

Custom Vision を利用した日本の戦車の判別のデモを実施しました。事前に用意した写真をもとに、実際の戦車を判別させた結果、正しく判別可能であることをご紹介させていただきました。

具体的な利用シーンとしては自動アラートシステムなどであり、ミサイル発射時に自動種別判断をし、事前に設定した射程・威力の情報をもとに被害発生可能性箇所や避難場所の指示などを自動化させることなどを想定しています。

 

Custom Vision の図

 

Custom Vision API の図

 

Custom Vision の図 2

 

Video Indexer

ビデオでの人物判定 (Face API )、トピック理解 (Speech to Text /Language Understanding)、物体認識 (Computer Vision)、感情分析 (Emotion) および翻訳 (Translator API) ができるデモを実施しました。
日々動画や音声、写真などの分析を実施している部門などにおいて、情報整理の自動化をすることで、多くの情報処理が可能になります。他国においても、サービスの連携により自動でライブ ビデオの監視などを実施し、情報をリアルタイムに処理することによって、戦局を見極める情報として利用されています。

 

Video Indexer の図

 

– JFK Files

JFK 暗殺に関わる公開情報 3,400 ページという大量の文書から知識を抽出するため、Azure Search と Cognitive service を利用し洞察を得るデモを実施しました。クラウド サービスを利用することで、未加工のデータでもエンティティを抽出してタグ インデックスを作成し、更に相関関係図を視覚化できます。

現在このような Intelligence 分析に関しては、分析官の知識を基に判断が主であり、経験や勘への依存度が高いものですが、これらのサービスを利用することで分析速度や知識習得度を高めることが可能になります。また将棋 AI の様に熟練の分析官への新たな知識インプットにもなるという事例もご紹介しました。

 

JFK Files の図

 

JFK Files の図 2

Source: THE JFK FILES

 

– IoT: Robotics with Secure Device Azure Sphere

以下のデバイスを利用しデモを実施しました。

今後防衛省においてもデータのリアルタイム処理が重要となり、制御やデータ、セキュリティ大きな焦点となっています。特に多くの機器や車両が自動化されるなかで、どのようなことが実現可能か、どう IoT として検討すべきであるかについてご紹介させていただきました。

 

IoT: Robotics with Secure Device Azure Sphere の図

 

Hololens / Surface Hub 2

Hololens については既にアメリカ国防総省において約 10 万台が採用されています。特に遠隔支援やトレーニング、作業支援という場所での活用が進んでいる状況です。

実際に Hololens を触って、どのように利用できるかについて体験いただきました。またデモの際には Surface Hub 2 を利用し、遠隔支援がどのように実施できるのかもあわせてご紹介しました。

また Surface Hub 2 については、Teams や White Board の機能をベースとしてご紹介をさせていただきました。

 

HoloLens 2 の図

 

HoloLens 2 の活用シーン

 

Azure Stack

今回ご紹介したソリューションの多くはクラウド サービスであり、インターネット接続が必要ですが、Azure Stack を活用することでオンプレミスおよびインターネット非接続でも利用できるシナリオをご紹介しました。

デバイスについては、US 国防総省でも利用されているものを実際に見ていただき、ミリタリー仕様で車両にも搭載することが可能であることを強調してご紹介させていただきました。

 

Azure Data Box Edge の図

 

防衛省様におけるクラウド活用イメージ図  
(文責: 世古 龍郎 (tatsuro seko) パブリックセクター事業本部 ディフェンス&インテリジェンス本部 テクノロジー ストラテジスト)