ID@Azure: Azure PlayFab でゲーム開発をレベルアップ

※本ブログは、米国時間 2022 年 3 月 23 日に  Deanna Trencher (PlayFab ビジネス担当シニア ディレクター) により公開された Microsoft Game Dev – ID@Azure: Level Up your Game Development with Azure PlayFab | Microsoft Developer の翻訳です。

このたび、ID@Azure プログラムに参加する開発者は、PlayFab Standard プラン (1 か月あたり 99 ドルのオファリング) を 2 年間利用できるようになると共に、PlayFab Party Networking、Party Voice & Chat、PlayFab Matchmaking、PlayFab Lobby などのマルチプレイヤー サービスも無料*で利用できるようになります。PlayFab は、Roblox、Minecraft、DOOM、Halo、Forza、No Man’s Sky といった今日のビッグ タイトルを支えているサービスです。これらのサービスは、Xbox、PlayStation、Switch、PC、モバイルなどのプラットフォームを横断するマルチプレイヤー環境をサポートしています。つまり、開発者は PlayFab を利用することで、プレイヤーのためにクロスプラットフォームのシナリオやエクスペリエンスを実現できます。

PlayFab でライブ ゲームを構築、運営

3 月 23 日より、ID@Azure のすべてのメンバーが PlayFab Standard プランを最長 2 年間無料で利用できるようになります。このプランは、通常、1 か月あたり 99 ドルの料金がかかります。このプランには、1 か月あたり 400 ドル分の LiveOps および Insights 用メーターへのアクセスと共に、フォーラム、サポート ドキュメント、サポート チケットの提出を含む Gold サポートが含まれています。これらの PlayFab サービスを既存のテクノロジ スタックと併せて、必要な分だけ利用することで、サーバーのスケーリングや、LiveOps チームのメンバーが必要なツールを利用できているかどうかを心配することなく、優れたゲーミング エクスペリエンスの実現に集中できます。

Standard プランに含まれる正確なメーター量の詳細については、PlayFab の料金ページ (英語) を参照してください。

PlayFab でクロスプラットフォームのゲームプレイを実現

ID@Azure プログラムのメンバーは、クロスプラットフォームのプレイを実現するために、PlayFab Party NetworkingVoice & ChatPlayFab MatchmakingPlayFab Lobby を無料*で利用できるようになります。使用量の上限が非常に高く設定されており、現在 PlayFab で大きな成功を収めているいくつかのタイトルでの運用にしたがって、基準を決めています。マイクロソフトの試算では、最大 95% のゲームでこれらの PlayFab サービスの使用量の上限内に収まります。**

PlayFab Party Networking、Voice & Chat

PlayFab Party は、低遅延のセキュアなデータ ネットワーキングや、ゲーム プレイヤー向けの音声・データ通信を提供し、独自のインフラストラクチャの構築と管理にかかる時間とリソースを節約します。PlayFab Party は、最高レベルのオンラインの安全性を実現するサーバー リレー通信に対応しているほか、あらゆるクライアントと信頼性の高い接続を確保するための自動リレー フォールバックを備えたピアツーピア ネットワーキングにも対応しています。お客様は、パフォーマンスや機能を犠牲にすることなく、好みのプラットフォームやエンジンで開発を行うことができます。これらのサービスは、大半のサードパーティ製のバックエンド ツールやサービスとシームレスに統合し、何百万人ものプレイヤーに向けたスケールを可能にします。

PlayFab Matchmaking

PlayFab Matchmaking は、ゲームにマッチメイキング機能を組み込むための優れた手段を開発者に提供できるように構築されており、ユーザーが他のユーザーを見つけるためのシンプルながらも強力なシステムを提供します。この最新のパブリック プレビュー リリースは、既存のマッチメイキング サービスをアップグレードしたものであり、Xbox Live の SmartMatch という実績ある機能を利用しています。

PlayFab Matchmaking システムの主な特徴とメリットは次のとおりです。

  • リアルタイム通知のサポート – これにより、マッチングの検出時やマッチング チケットの変更時のサービスに対するポーリングが不要になります。
  • Lobby との統合により、マッチング済みプレイヤーのグループの調整が可能になります。
  • 独自のロビー機能が存在する場合は、Matchmaking をそのロビー機能と併せて利用することもでき、Matchmaking と Lobby の両方を利用することもできます。
  • SDK の拡張マッチメイキング エクスペリエンスにより、リアルタイム通知の追加フローを容易に管理できるようになり、Matchmaking と Lobby の統合が簡素化されます。

PlayFab Matchmaking の詳細については、ドキュメント ポータル、および aka.ms/GDC の「オンライン サービス」セクションの GDC トーク「Azure PlayFab マルチプレイヤー 101 (英語)」を参照してください。

PlayFab Lobby

PlayFab Lobby は、パブリック プレビューで利用可能となった新機能であり、PlayFab Matchmaking と連携し、クロスプラットフォームのマルチプレイヤー エクスペリエンスを実現します。Lobby は、マルチプレイヤー ゲーム内で一時的なプレイヤー グループを作成し、プレイヤー同士で一緒にプレイできるようにします。完全にクロスプラットフォームに対応しており、マイクロソフトがクライアント SDK を提供しているあらゆるプラットフォームで機能します。また、この機能はモジュール式であるため、独自のマッチメイキング サービスが既に存在する場合は、Lobby のみを利用することもできます。

PlayFab Lobby サービスの主な特徴とメリットは次のとおりです。

  • クロスプラットフォームのスケーラブルなロビー サービス
  • リアルタイムのプッシュ通知のサポート
  • プレイヤーが、FindLobbies を利用して、マップ、難易度、ゲーム モードなどの基準に基づいてロビーを見つけられるようにするサーバー ブラウズ シナリオ
  • Matchmaking でグループ化されたプレイヤーのためのロビーを作成し、調整済みグループを使ってプレイヤーを参加させる機能

PlayFab Lobby の詳細については、ドキュメント ポータル、および aka.ms/GDC の「オンライン サービス」セクションの GDC トーク「Azure PlayFab マルチプレイヤー 101 (英語)」を参照してください。

今すぐ開始

PlayFab の目標は、素晴らしいゲームを生み出して成長させるための最適なプラットフォームとなることです。マイクロソフトがこのビジネスに従事している理由は、ゲームを愛し、ゲーム スタジオのさらなる成功を手助けしたいと考えているためです。マイクロソフトは、これらの無料サービスを ID@Azure のメンバーに提供することで、お客様がクラウド開発の取り組みを促進させ、プレイヤーのために優れたクロスプラットフォームのゲーミング エクスペリエンスを実現できるよう支援します。また、ID@Azure プログラムに参加していないお客様も、PlayFab は、無料で利用を開始できます。また、拡張のための柔軟なプランも用意されています。幅広いプラットフォーム、エンジン、ストアですぐに稼働させるのに役立つマイクロソフトの Web サイト (英語)料金ページ (英語)ドキュメント ポータルをご覧ください。

プログラムに応募し、これらの特典を利用するには、azure.com/id (英語) にアクセスしてください。また、このプログラム全体の詳細については、以下の紹介ブログ記事を参照してください。

*使用量の上限まで無料です。マイクロソフトの試算では、95% のゲームで無料の使用量の上限内に収まります。PlayFab Party Cognitive および Text Moderation サービスはこのオファリングに含まれません。

**PlayFab Party Networking、Party Voice & Chat、PlayFab Matchmaking & Lobby の個別のサービスの制限については、ID@Azure の Web サイト (英語) 下部の FAQ セクションを参照してください。また、ID@Azure プログラムに参加していないお客様のために、2022 年 4 月 1 日から PlayFab Party の料金を引き下げます。この値下げの詳細については、PlayFab の料金ページ (英語) を参照してください。