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業界

「Creators Wanted」キャンペーン: 求められるのは回復力のある 持続可能な未来の製造業を実現するクリエイター

※本ブログは、米国時間 2020 年 10 月 26 日に公開された Creators wanted to manufacture a resilient and sustainable future の翻訳です。

※下記で紹介しているイベントコンテンツは、一部英語のみで提供されています。

 

 

MFG Day (全米製造業の日) のナショナル スポンサーであるマイクロソフトの製造業担当チームは、データに基づくインテリジェントな製造業の実現によってスキル ギャップを埋め、多様な人材を触発することを目的とする、#CreatorsWanted 運動に参加できることを誇りに思っています。インテリジェント製造業は、製造企業のお客様がデジタル変革を実現し、成長を成し遂げ、顧客と社会に卓越した成果をもたらす刺激的な方法で、私たちの将来を形作るものです。これにより、さらに安全でアジャイルな工場と回復力に優れたサプライ チェーンを構築し、持続可能な製品やサービスのイノベーションを活性化させ、顧客や従業員と新たな方法でつながることが可能になります。信頼できる持続可能な製造をサポートする活動は、世界のすべての個人と組織がより多くのことを達成できることを目指すマイクロソフトのミッションと一致しています。インテリジェント製造が可能にするあらゆる進歩をもってしても、製造企業はこのような未来を実現するのに必要な現場の人材を引き付け、教育し、定着させる上でさまざまな障害を抱えています。
そこで、Manufacturing Institute とマイクロソフトは、現代の製造業における実際のキャリアについて紹介し、米国で 240 万人分以上の雇用が埋まらないままのスキル ギャップを 2028 年までに解消することを目標としています。1 このスキル ギャップの原因の 1 つとして、製造業の素晴らしいキャリア パスがあまり知られていないことが挙げられるため、全米製造業者協会 (NAM)、Manufacturing Institute、および全米の製造企業が、MFG Day を設けてこの問題に積極的に取り組んでいます。MFG Day は、全米の何千もの企業および教育機関にとって、学生、保護者、教師、およびコミュニティ リーダーを対象にオンライン イベントや安全を確保した対面式のイベントを開催して、現代の製造業の魅力的な面を知り、スキル ギャップに関する課題の理解を深める機会を提供するきっかけとなっています。
10 月 2 日に開催された今年の MFG Day は、オンライン形式で行われ、多くにとって参加および従事しやすいものとなりました。MFG Day から MFG Month (製造月間) が正式に始まります。10 月 28 日 (水) には、マイクロソフトと Manufacturing Institute が今年の MFG Day イベントでの会話を進め、イベントから得られた洞察や、製造業のスキル ギャップの解消に両社がどのように取り組んでいるかをご紹介しますので、ぜひご参加ください。

Creators Wanted: 多様で持続可能な製造業の人材を育成

セッションでは、Manufacturing Institute のエグゼクティブ ディレクターである Carolyn Lee 氏が目玉として登場し、米国マイクロソフトの最高デジタル責任者 (CDO) である Jacky Wright にインタビューを行います。インタビューでは、今年の MFG Day から得られた洞察のほか、製造業におけるスキル ギャップの解消を支援し、テクノロジの恩恵が社会全体でより広く人々に届くようにするための、NAM とマイクロソフトによる取り組みなどが取り上げられる予定です。インタビューに続いてパネル ディスカッションが行われ、製造業を専門とするマイクロソフトのエキスパートが、デジタル変革や、現代の人材に求められるスキル、持続可能性について議論します。
マイクロソフト主催の 10 月 28 日のイベントにぜひご参加ください (英語)

従業員の働き方改革

先日、3,000 人を超えるビジネス部門および技術部門の意思決定者ならびに開発者を対象に、IoT シグナル調査 を実施した結果、社内でスキル ギャップを埋めるのに苦戦する製造企業が、幅広い技術能力を持つ従業員 (特にシステム アーキテクトとクラウド開発者) や、IoT を導入できる人材を求めていることがわかりました。
マイクロソフトは、お客様が従業員の教育とスキル移転の再定義によって製造業のスキル ギャップを解消できるよう支援するため、全力で取り組んでいます。従業員の働き方改革で、チーム コラボレーション ツール、複合現実デバイス、IoT 対応機器、AI 拡張アプリケーションを活用して人員の能力を強化し、運用、メンテナンス、プロセスの複雑化に対応できるようにすることで、バリュー チェーン全体にわたって従業員と生産性を向上させることができます。マイクロソフトの電子書籍『製造業の新たな側面: 必要な人材を探し教育し、繋ぎとめる 』では、製造企業が最新のテクノロジを利用して競争の激しい環境でスキル ギャップを解消すると共に、次世代の従業員を採用し、再教育し、定着させて、デジタル製造の新たな複雑さとスピードに安全に対応するためのスキルとツールを従業員に提供する方法について、さまざまな洞察を共有しています。

求められるのは回復力のある持続可能な未来の製造業を実現するクリエイター

テクノロジの力により、すべての利害関係者のために無駄をなくし、より優れた成果を実現できると共に、製品とサービスのバリュー チェーンおよびライフサイクル全体を通しての持続可能性を考慮した設計を後押しできます。テクノロジによってこれらの目標を達成し、より強固で生産性の高い製造業界を構築するには、スキル ギャップを埋めることが不可欠です。製造業は米国経済にとって重要な貢献者であり、経済部門では最も高い乗数効果をもたらします (製造業の従事者 1 人につき、他業界で 4 人の雇用を生み出している計算です) 1 。 そのため、今日の人材不足解消と未来の人材の成功に向けた準備を支援するために 10 月 2 日にオンライン オープン ハウスを開催された組織と、未来のクリエイターに称賛を送りたいと思います。

製造業におけるスキル ギャップを解消するためのマイクロソフトの取り組みに関する詳細情報

マイクロソフトのその他のリソース

その他のリソースにアクセスし、いかに製造企業がマイクロソフトのテクノロジや Microsoft パートナーから提供される当社のソリューションを使ってデジタル変革を進めているかを確認するには、当社の Web サイト をご覧ください。

1Facts about Manufacturing (英語) 」、全米製造業者協会、2020 年。